2017.04.27

MEMOHT

重助菩薩

今年古希を迎える親父に代わって、不肖の息子がwwwで宣伝させていただきます。
筧次郎初の短編小説集「重助菩薩」5/12発売。
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筑波山麓で就農してから34年。
その間、百姓暮らしが与えてくれた視座と仏教に教えられたものの見方によって、
農業のこと、環境のこと、近代の歴史、死生観など、いくつかの文章を発表してきました。
そうした文章は、ひたすら論理の正確さだけを求めたため、感情の部分を抑えています。
そのため、本を上梓するたびに短編の物語を書いてきました。
この小説集は、いわば今まで書いてきた本の挿し絵のようなものです。
私の本を読んでくださった方に、ぜひともこの小説集も読んでいただきたいと思っています。
きっと前の本がいくらか身近になることと思います。
筧次郎
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今から34年前、私がまだ小学校低学年の頃から茨城で単身就農し己を貫いてきた父の姿は、
私の人生観にも少なからず影響を与えていると思います。
いつだったか彼に言われた「農民が聴きたいと思う音楽をやれ」という言葉は、
折に触れて思い出す座右の銘。
この度初の小説集を上梓するとのことで、今まで見ることのなかった彼の心のひだに
触れることができるのではと、息子としても密かに楽しみなのです。
機会があればぜひ手に取ってご覧ください。

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写真:ハタヤテツヤ

hatayatetsuya.com

ハタヤテツヤ
Piano, Keyboard, Compose

info@hatayatetsuya.com

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